テストロボットソリューションを開発提供する株式会社パイプシェルナノセカンズ（東京都新宿区　代表取締役 東田　喜挙）は、クライアントの皆様にご利用頂いている前処理工程用サブスクリプション型ロボットサービス「nanoseconds pipetting test robot®」の検体処理数が９０万件を突破したこと、並びに、同サービスに関する新機能のリリースを併せてご報告致します。

【新機能概要】

　ロボットが実験や検査の前処理に関する一連のピペット業務を担う際、一時停止することなく、時系列に各工程内情報を記録致します。とくに、閾値設定されている分注等に関する「どの処理が、どこまで、どの程度、できていた/できていなかった」等の情報が平時とトラブル発生時の双方で後日検証可能となり、同記録作成時の工数削減、同一実験環境での再現性向上、社内での情報共有などにご活用頂きます。

　弊社では、生物学や生化学、生命工学、食品科学といったライフサイエンス分野でのピペット関連業務省人化や再現性の向上に加え、細胞培養や酵素探索等における同様の業務代替に資する研究開発も推進しております。また、省人化自動化された同業務が適切に機能し続けるためのメンテナンスや維持管理方法に関する予測と再設定理論等、自己保守能力も蓄積されています。

　今後も、各事業者様とのサプライチェーンを築くことで、継続して、社会課題の解決に取り組んでまいります。

以上